離れて暮らす家族や親族が亡くなった場合、遺品整理を行うことが困難な場合もありますよね。
そんな時に、どのような方法で遺品整理を進めていけば良いかをご紹介します。
故人が遠く離れた場所に住んでいても、実際に自分が足を運んで遺品整理を行いたいという方もいるかもしれません。しかし、遺族みんなのスケジュールがなかなか合わないということもあります。
また遺品の量が多く片付けに日数がかかりそうだが、仕事の関係上長期滞在が難しいという場合も。
そんな時には、信頼できる遺品整理のプロにおまかせするのがおすすめ。価値があるものとそうでないものをしっかりと分類してくれ、不用品も適切な処理をしてくれます。
「遠方で行くことができない」「仕事の調整がつかない」「病気や高齢で移動が困難」といった方は、立ち合い不要の遺品整理サービスを提供している業者に依頼するといいでしょう。
電話やメールでの問い合わせ後、鍵を預けて現場の調査をまず行います。部屋の状態や物量を確かめた上で見積書を出してもらい、内容に問題がないようであれば依頼しましょう。
作業完了後、部屋の写真をデータで送ってもらい確認を行います。
遺品相続の家族観トラブルを避けるためにも、形見分けのサービスを行っている業者を選びましょう。遺言書がある場合は、事前に提示することで故人の意向に沿った形で作業を進めてくれます。
形見分けの品を取りに行くことができない場合は、希望する住所への送付まで対応をしてくれる会社であれば安心です。
故人が賃貸物件に住んでいた場合、引き渡しの期日などの関係で時間に余裕がない場合も。そんな時は、急ぎの案件でも即日対応をしてくれる業者を選ぶことが大切です。
実際に部屋の様子なども見に行くことができないので、原状回復までにどの程度時間がかかるか分からないケースもあります。
余裕を持って遺品整理を進めるためにも、まずは現場に速やかに調査に行ってくれる会社を探しましょう。
実際に現場を自分の目で確かめることをしない分、後々追加費用がかかってこないかの確認を事前に行う必要があります。
優良な遺品整理業者は、事前の見積もりをしっかりと提示した上で、追加作業が必要になるケースについても説明をしてくれます。
貴重品や形見の品など大切な遺品を託すからこそ、信頼のできる業者に依頼することが大事です。
自分で何度も通うことが難しい場合は、全てを任せることができる信用できる業者選びがポイントとなってきます。
「料金が分かりやすいか」「不明瞭な追加料金が発生しないか」「価値のある遺品をしっかりと仕分けしてくれるか」についての確認を、事前に行うことをお忘れなく。
また即日対応や形見の品の送付など、幅広いサービスを行っている専門業者に依頼することで、遺族の負担を減らすこともできるでしょう。